真の平和って何だと思いますか 校長ブログ

「真の平和って何だと思いますか」 2 学期が無事終わりました。 各学年ともアイヌ文様の刺繡に挑戦したり、パン作りに挑戦したり、育てたカイコでランプシェードをつくったり、川で学んだことをまとめたり、田んぼで育てたお米で収穫祭を行ったり、多様な取り組みを行ってきました。 今年も 6 年生は 10 月 29 日~ 11 月 1 日までの 3 泊 4 日で沖縄学習旅行に出かけました。 今回で 28 回目の学習旅行です。和光鶴川小学校では 28 年間一度も中止することなく、この沖縄学習旅行を実施してきました。 写真:ずいせん学徒隊慰霊碑の前で慰霊の思いを込めてエイサーをおどる6年生 私もこの学習旅行に帯同しました。 冒頭の言葉は 2 日目沖縄戦の戦跡をめぐっている際に I さんという 6 年生がガイドをしてくれた N 先生に問いかけた言葉です。 「不安がないこと、憲法 9 条が守られること」と N 先生は応えていました。 さらに N 先生は「あなたはどう考えるの?」という問いを返したのに対して I さんは少し考えてから「私が考える真の平和は、戦争がないはもちろんだし核兵器がないももちろんだけど、人権が守られていること、食べること、寝ること、トイレにいくことが普通にできること」と応えていました。 “真の平和って何だと思いますか?”という問いを大人に聞くことができること自体、すごいことだなと思いましたが、「自分はこう考える」を堂々と言える姿に心が震えました。 一年を通して“沖縄”をテーマに学んできた集大成がここにあるように感じました。 様々な体験を通して、いろいろな人の意見を聞くこと、“問い”を自分の中に育てること、自分の頭で考え自分の意見を言えること、このような人間に育ってほしい、と私たちは願っています。 今、時代は“戦後”ではなく“新たな戦前”の時代を迎えていると言われています。国の防衛費は今後 5 年間で 43 兆円を超え、過去最大の増額が見込まれています。 ウクライナ・ロシアの戦争、イスラエル・パレスチナの戦争も出口が見えないまま、日々多くの方が亡くなっています。 “真の平和って何だと思いますか?”私たちならば、どのように応えるでしょう?もちろんこれが正解というものはありません。 同じ時代を生きる“ひと”として子ども...