投稿

2年 生活べんきょう「パン」先生試食

イメージ
「先生試食して!」 自信満々で、2回目の試作をした2年2組の子ども達が職員室にやってきた。1回目の大失敗を経験し、「こね」の技を高めてきた2組さん。職人さんに伝授してもらって、更においしくできたパンを先生たちに採点してもらうのです。ちゃんと膨らんだパンを、先生たちに見せる子ども達の表情は、自信に満ちています。 「すごくおいしい!ふわふわで最高!これ3個くらいペロッと食べれちゃうな~」中村先生 「こっちの班のもおいしいよ!こっちも食べてみて!」子ども 「香りがいいね 甘味もばっちりだよ」かいと先生 「点数何点?満点?結構おいしいでしょ?いい点ちょうだい~」子ども 「断面がきれいだな~ ふわふわにできてる!おいしい!すごいよこれ」堀先生 「やったー!」子ども達 鶴小の職員室はいつも子どもで大賑わいです。気軽に先生と話せる職員室は、鶴小の特徴の一つかもしれません。 本番の出店まで、もっともっとおいしいロールパンを目指して、研究は続きます。

第28回・沖縄学習旅行3日目(24年度・6年生)

イメージ
            3日目は渡嘉敷島へ渡る予定でしたが、船が欠航したため、 予定を変更しました。 雨も降らず、良い天気です。大きく体調を崩す人もなく、 みんな元気です。 まずは、辺野古へ向かいました。バスの中で、 5300種類以上の生き物がいると教えてもらいました。 辺野古の海では、貝や魚、豊かな生き物をたくさん見つけました。 その景色の先には、埋め立ての工事現場が見えます。 続いて、沖縄の伝統的な染物である、紅型工房へ向かいました。 実際に見せていただき、色の鮮やかさと細かな技に、うわぁ・・ と歓声があがりました。 「どのぐらいの時間がかかるのですか」「 どうして人の毛を筆に使うのですか」感想と質問がとまりません。 お昼を食べ、美ら海水族館を見学しました。 大きな水槽の中を泳ぐ生き物たちを、夢中で見ていました。 そして、お待ちかねの海遊びです。過去の事実と共に、 沖縄の魅力を丸ごと感じるのも、学習旅行です。「 エメラルドビーチ」で泳ぎました。 出発前は4日間雨の予報だったこともあり、 海で遊べることに笑顔が止まらない子どもたちです。 友達と浮島を楽しんだり、のんびり浮かんだり、 砂あそびをしたりと、すごく楽しそうでした。 ホテルに戻り、夕食後は、クラスごとの学級集会です。 一人ひとりが自分の感じたこと考えたことを、 自分の言葉にしていきます。 涙を流しながら話す子、みんなはどう思う?と投げかける子… どの子も自分の心にあるものを、 言葉を懸命に探しながら表そうとする姿が印象的でした。 問いもたくさんうまれました。 簡単に答えが出ることではありません。 学習旅行4日目、そして学校へ帰ってからも、 考えていくことにしました。 明日は最終日。嘉数高台や、国際通りへ行く予定です。

第28回・沖縄学習旅行2日目(24年度6年生)

イメージ
            2日目、心配されていた天気は曇り。雲の隙間から、 青空ものぞきます。 朝ごはんを食べ、今日はクラスごとに沖縄戦について学びます。 1組は、首里高女の学徒隊「ずいせん学徒隊」 で沖縄戦を体験した、宮城巳知子さんが辿った道を、 追体験しながら巡ります。 長堂先生と、宮城千恵先生が、案内をして下さいました。 首里高女の学校跡地では、楽しかった学校生活の話を聞きました。 その後、配属され戦争での日々を過ごしたナゲーラ壕、 識名壕に行きました。 識名壕は入口まで入りました。ジメジメしていて、 クラスで入ると熱気にも包まれます。 終わってから「早く出たいと思った」という子どもの感想に、「 当時はここが天国だったんだよ」と教えてくれました。 識名豪や、巳知子先生が「解散命令」 を告げられ米兵に捕まった米須の壕、そしてずいせんの塔では、 平和のパネルを置き、黙とうを捧げました。 慰霊の気持ちを込めて、エイサーも踊りました。 2組 のコースは迫田実さんに案内をしていただきました。  朝のバスで「はいさい!」とガイドの迫田さん。 1日目にバスガイドさんから教えてもらっていたので、 みんなも大きな声で「はいさい(はいたい)」 とこたえていました。 迫田さんには、 宮城喜久子さんが沖縄戦当時たどった南部戦跡を案内していただき ました。 バスの中で迫田さんから、沖縄戦当時、 米軍上陸と侵攻に追われた女子学徒隊が悲惨な日々をたどった足取 りを聞いた上で、南風原陸軍病院壕を訪れました。  陸軍病院分室になった糸数アブチラガマでは、配属された「 ひめゆり学徒隊」が、 負傷兵で埋め尽くされた中で看護を続けた実態を知ることができま した。当時と同じ暗闇も体験しました。  組織的な戦闘の終わるころ、 学徒たちが最後に追い詰められた本島最南端荒崎海岸の激しい波の 目前まで行きました。  伊原第一外科壕跡では、 ガイドさんから当時起きたことをたくさんの証言をもとに聞きまし た。平和パネルを手向け、黙祷を捧げました。   1組も2組も、糸数壕にも行きました。南部への撤退が決まり、 分院として使われた場所です。 当時その場所で、どのような生活や看護がされていたのか、 実際に入って話を聞きました。暗闇体験もしました。 目の前に手を出しても、何も見えません。 「もっとひどい状況と不安の中、

第28回・沖縄学習旅行1日目(24年度・6年生)

イメージ
              今日から、6年生の沖縄学習旅行が始まりました。 羽田空港で短めの出発集会をして、沖縄へ出発です。              沖縄につくと、天気は小雨。気温は26度で暑く感じますが、 今日は涼しい方なのだそうです。東京との違いを感じます。                 バスに乗って、宮森小学校へ行きました。到着して、 昼食のお弁当です。 宮森小の6年生との交流の時間。宮森小の人たちが、 私たちの受け入れの準備をしてくれていました。 挨拶が終わり、両校の出し物交流です。 宮森小からは、石川市に伝わるエイサーを見せてくれました。 自分たちの踊ってきたエイサーとはまた違い、 夢中になって見ていました。 鶴小からは、大森み神楽を披露しました。 その後は、班ごとでの交流です。最初は緊張した様子でしたが、 だんだんとほぐれていきました。学校の話、趣味の話… 終わる頃には笑顔で打ち解け、別れを惜しんでいました。 宮森小学校では、65年前に起きたジェット機墜落について、 630会の久高さんから話を聞きました。 自分達と同じ6年生を含め18人が亡くなってしまったこと、 また当時の様子などを写真も見せていただきながら、 教えてもらいました。 敷地内にある、仲よし地蔵で黙祷を捧げました。    その後は、佐喜眞美術館に行きました。館長の佐喜眞さんから、 沖縄戦の図の話をききました。 丸木位里さん、丸木俊さんの絵に、 どんな意味や想いがこめられているのか話をききながら、 絵をじっくりと見ました。 屋上にあがり、普天間基地を眺めます。話を聞いている途中も、 上空を訓練中のヘリコプターがとびます。 声が聞こえない程の音に、皆が振り返るほどでした。 ホテルに戻って、夕食を食べたあとは、 川満さんから沖縄戦と米軍基地についての話をききました。 沖縄戦という戦争の中で、 沖縄が日本とアメリカからどのように利用されていたのか、 また今の基地問題にどうつながっているのか、 教えてもらいました。 川満さんから投げかけられた問いに、子ども達が悩みながらも、 考え、言葉にしようとする、そんな姿が印象的でした。  明日は証言者の足取りをたどり、南部戦跡を巡ります。