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レトランとの交流 3日目は高尾山へ

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 レトラン小学校との交流3日目は、レトランの子どもと先生を高尾山に案内しました。 ケーブルカーに乗るのが初めてということで、斜めになった車体にびっくりした様子。 高尾山のケーブルカーは日本で一番傾斜が強いらしい。急な坂をじっと見ていました。 山頂駅に着くと清々しい空気。歩き始めると・・・前と後ろの差がどんどん開いていきます。レトランでは学校で登山に行くことはないと言っていました。 どこで見つけたか枝の棒を持っています。どこの国の子どもも一緒です。みんな元気に歩いて・・・ 全員、みごと頂上に立つことができました。高尾山599m! この日は本当にいい天気で、富士山がばっちり見えました。 帰りに薬王院に寄りました。日本のお参りの作法を教えてもらってやってみます。 日本の昔からの習わしや文化にも触れることができました。 願いが叶うという輪をくぐり、棒で錫杖を鳴らします。みんなどんなことを願ったのでしょう。 お寺から東京や横浜、関東平野がよく見えました。 お寺を少し下った茶屋で「名物 八王子ラーメン」を食べました。「おいしい!」とみんな。日本のラーメンは、結構人気があるそうです。 みんな箸を上手に使っていました。体も温まります。 団子にも挑戦!醤油団子ですが、みたらし風で少し甘い味に「GOOD!」と言ったり、とまどったり・・・。なにごとも経験です。 ケーブルカーを降りたお土産物屋さんで「木製の輪ゴムでっぽう」を購入。さっそく飛ばしていましたが、とてもうれしそうでした。 今日は日本の自然や歴史、文化、食べ物、乗り物に触れる一日でした。こういう経験ひとつひとつの実感が、子どもの感性を育てていることを感じます。彼らの目は好奇心に満ち、積極的に今までの自分にない物を取り込もうとしているのがわかりました。 日本の子どもたちをフィリピンに連れて行った時も同じことを感じました。 遠くから眺めるのではなく、直接触れて感じる経験は、子どもたちにたくさんくぐらせたいことだと改めて思います。 異文化をすぅーっと受け入れ、おもしろいと感じるやわらかい感性は、これからもっと広い世界を知っていく大切な原点になると感じた時間でした。

フィリピン レトラン小学校のみんながやってきた

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異文化国際理解教育 フィリピンのレトラン小学校との交流 1月29日(水)、待ちに待ったレトラン小の子ども達が鶴小にやってきました。1月に和光鶴川小学校の子ども達がレトラン小を訪問しましたが、今度はレトラン小学校の子ども達が鶴小にやってくるという事で、学校は歓迎ムードで大賑わいでした。交流が始まって約10年、今年は12名のレトラン小学校の児童と先生2名が来てくれました。 和光鶴川小学校は、人との交流を軸に文化を丸ごと学びます。人と出会う事を一番に考え、コミュニケーションツールとして、言語、表現を学ぶことをとても大切にしています。人に出会い、伝えたい人がいるからこそ、学んでみたいと思う。これが、英語やその他の言語の学びのスタートとしたいと考えています。 さあ、出会いの瞬間 ここから子ども達の世界が大きく広がっていくことを考えると、わくわくします。 1月始め、和光鶴川小学校の子ども達がレトラン小学校に訪問した様子です。鶴小の先生が、レトラン小学校の子ども達に授業をしました。学校案内もしてもらい、文化遺産などの観光も楽しみました。 副校長の和田先生、英語科の圓城寺先生がけん玉等、日本の文化を授業で紹介しました。 そして1月末、いよいよレトラン小学校の子ども達が12名やってきた!体育館で「出会いの会」をしました。鶴小の子ども達は、歌や民舞を披露し、レトラン小学校の子ども達も踊りを披露してくれました。日本へ始めてきたこと、空港に降りてから驚きの連続だということを語ってくれました。 最初は緊張気味だったレトラン小学校の子ども達も、どんどん表情が穏やかになっていきます。 キャンドルを持って踊るレトラン小学校の子ども達。優雅な動きで、とても素敵でした。 「出会いの会」の後は、4年生以上の教室にそれぞれ分かれて交流しました。パスカル先生も鶴小の子ども達に授業をしてくれました。出されるクイズに子ども達も大盛り上がり。パスカル先生は、今年で鶴小に訪問するのは4度目になります。 フィリピンから来てくれたことに、子ども達も精一杯応えようと、片言の英語で積極的に話しかける姿が印象的です。学校案内や、折り紙、ベーゴマ等をして交流を楽しみました。 レトラン小学校は、休み時間がありません。鶴小は、この日はロング昼休みで、1時間たっぷり遊べる昼休みです。レトラン小学校の子ども達も、雑木林やグラウンド、教...

「みんなでうたのせかいに入ったかんじでうれしかった」(3年生の感想から)中学年うたの会

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 先日、中学年うたの会がありました。  3、4年生の子どもたちは、この日を迎えるまでに、各クラスの音楽の授業に加えて学年練習、3・4年合同練習を重ね、練習ごとにうまくなっていくのを感じていました。  そして迎えた本番。 お客さんがぞろぞろと入ってくると… 「お客さんが思ったより近くて、しかもお客さんがいっぱいできんちょうした。でもみんなで歌いはじめたら楽しくなってきた」  終わった後の感想を読むと、多くの子どもたちが緊張していたことがわかりました。    うたの会が始まると、体育館中に響く3年生の元気な歌声と4年生のきれいな歌声。3年生パートと4年生パートで歌詞とメロディが違う曲もあって、3・4年生の歌声のハーモニーは大変に素晴らしかったです! 「『パパパ』という曲を4年生といっしょに歌ったのがすごく楽しかったし、一番うまく ていねいにできた」「3年生と4年生の歌声が合わさって、すごくよかった」「アンコールがきて、うれしかった」・・・  どの子の感想からも、歌のせかいに入り込む楽しさ、歌声でつながる心地よさを感じていたことがわかりました。  すてきなうたの会をつくってくれた子どもたち、どうもありがとう!!

2年生の感想から…「なんでそんなに声がきれいなの!?」(3年国語 2年生への読み聞かせの会、本番!)

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   先日、3年生による、2年生への読み聞かせの会の本番がありました。  朝の会で「いよいよ今日だね」って話をすると、「ドキドキするー」「でも本番がんばる!!」と言っていた子どもたち。  そして迎えた本番の4時間目。どの班も準備が早かった! 3時間目が終わったとたんにどの班も2年生の教室までお迎えに行って、準備が整ったところからいい集中感の中、先生がいなくても自分たちで始めていたのでした。 「声がきれいだったー」と2年生からほめられていた4班 「声がききやすくてすらすらできてた!」「なんでそんなに声がきれいなの!?」3班 「みんなすらすら言えてききやすかった」とほめられていた1班 「うまい、うまい!」「気持ちが伝わったよ」 6班 「おもしろかったー!」って言ってもらった5班 「はじめて聞いたお話だけど、わかりやすくて楽しかった」って言ってもらった2班  読み聞かせは、今まで練習してきた分、とっても上手にできていました。何より自信をもってとりくむ姿がとってもいいな、と担任は見ていて思いました。    2年生の子が「うちらも1年生に『かさこじぞう』の読み聞かせ、がんばる!」と言ってくれていました。それって、聞いていた2年生の子たちが「うちらも3年生みたいに上手にやりたい」「こんなふうに読めるといいな」って思ってくれたから出てきた言葉なのだと担任は思いました。  そしてそれは、3年生のみんなが2年生に見せたかった姿を見せられた、ちゃんと2年生に伝わった、ということ。 3年生、すごい!! みんな、やればできる!!  中学年うたの会も、3・4年生のみんなで歌声を合わせて、歌でつながる心地よさをたっぷり楽しもうね!

理科4年 「対流(物の温まり方)の実験」

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「子どもたちが~空に向かい~両手をひろげ~♪」 一体何をしている様子でしょうか? 実は、理科の対流(物の温まり方)の実験です。 半紙を筒状にして火をつけると、炎を上げて燃え、灰になって、上昇気流によって舞い上がります。 天井近くまで上がった黒い灰は、ゆっくり落ちています。 上手く濡れぞうきんでキャッチします。 手で炎を囲うと、煙突効果でうまく空気の流れができます。 どの班も大成功で、大喜びでした。 温まった空気は、軽くなって上にあがります。そのことが実感をもってつかめる楽しい実験となりました。 理科専科:中井

うす~く塗って、強く巻いて!(2年生・生活べんきょう・テープごま作り)

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   2年生の教室を覗くと、工作の時間でした。ものづくりに集中する心地よい空気が流れていました。細く切られた紙テープに薄~くボンドを塗って、竹串に巻き付けていきます。薄~くボンドを塗る感覚は、指でないとなかなかわかりづらいものです。まだ不安定でくっついていない紙テープを力強く巻き付ける作業も同様です。簡単そうに見えても、その中には人間の繊細な感覚が求められる技術が詰まっています。大きなイラストを用いた手順書で、先生の説明もとってもわかりやすいです。  苦労して出来上がったコマを嬉しそうにみつめる子ども達、早速長回し対決を楽しむ子ども達、自分の手で作ったからこそ楽しみもひとしおです。  もちろん始めからなかなか上手にいかない子もいます。そんな時は班の仲間が教えてくれたり、手伝ってくれたりします。失敗も技術の向上のためには必要なことだと改めて気づかされます。 

氷はどこにあるかな?(1年生生活べんきょう)

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    寒~い冬でも鶴小の1年生は元気いっぱいです。  とある女の子がみんなに発表したい!と持ってきたのは、カラフルなお花入りの氷でした。手作りの”お花氷”をみんなに見せると、”きれい!”と身を乗り出してみつめる、クラスの仲間たちです。「どうやって作ったの?」「どこで?」「お花はどうしたの?」「どのくらいの時間かかったの?」と質問も次々と出てきます。氷に興味津々の子ども達。  すかさず担任の先生は、「学校にも氷あるんじゃない?」と聞くと、「見た見た~」と何人かの子ども達が情報を出してきます。「今から行ってみよう!」と早速、氷探検に出かける1年生でした。自然を科学する、時期を逃さず学ぶ、これも大切な生活べんきょうの一つです。                                               普段は子ども達だけではいけない場所も、授業となると話は別です。ワクワクして進む子ども達でした。             途中でヤギのモチとユキにも”あけましておめでとう!”             ちょっとだけ学校から出てみたりして・・・  無事に土の中にある氷を発見することができました!