1年 生活勉強「はねトラまい」の練習(岩手県釜石市 伝統芸能「釜石虎舞」による)
虎舞(とらまい)は、獅子舞の一種で、虎の頭を操りその動きを模して舞う伝統芸能です。
地元では2人1組で踊りますが、鶴小ではそれに「虎使い」が加わり、3人1組で動きます。子どもたちには「3人の心を合わせて踊ると楽しいよ」と声をかけています。
「頭」「しっぽ」「虎使い」はそれぞれ大事な役割があります。
「頭」の子は、まさに虎舞の表現を作る主役です。
「しっぽ」の子は、胴の布を大きく動かして、虎の体に命を吹き込む役目です。
「虎使い」が持っている棒は、地元でも登場する笹を表現していて、虎が大好きな笹を動かして、虎が元気に動けるようにあやつります。
そんな話をしながら、一つの踊りが終わったら、3人が役割を交代して、みんながそれぞれの役割を何回も担当できるようにして、虎舞の世界を楽しんでいるところです。
3月11日(月) 鶴小1年生 はねトラまい 発表会
(東日本大震災13年目を迎えて)