「語り」=人に伝えるには?(3年生国語)

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地域で活動されている「柿の木文庫」さんをお招きして、おはなしの「かたり」を聞きました。 「目で 耳で 聞いてくださいね」 との始まりの言葉にうなづいて、 「だんまりくらべ・・・」 と、優しい口調で、ものがたりが紡がれていくたびに、おはなしの世界にひきこまれていく子ども達でした。 「お話の世界にはいったみたいだった」 「どうやったらこんなにおはなしに伝えられるようになるんですか?」 「知ってるお話だったけど、今日聞いたら、(語ってくれた)お話がすきなんだな、ってすごく伝わってきた」 「動きや表情でつたえていてすごかった」 と、子どもたち。 ひとつのお話を覚えるのに4カ月かかったことや、お話を好きになることがまずは語れるコツであること、登場人物はもちろん、作者の生い立ちや思いを想像して読み込んでいることなどを答えてくれました。 後日、教室で教師が絵本の読み聞かせをすると、 「柿の木文庫さんの語りは相手の顔をみて伝える、って感じだったけど、先生は字と絵を見て読むだけだったから気持ちの伝わり方がちがう」 と、”語り”と”読み聞かせ”の違いを感じている子どもたちの感性がステキだなと感じた時間でした。 3学期になると、下級生に”モチモチの木”を読み聞かせることに挑戦します。

多摩源流の魅力いっぱいの小菅村で過ごす2泊3日(2年生の小菅村合宿)

 2年生は、7/14(月)~16(水)の2泊3日で小菅村合宿に行ってきました。

 子どもたちにとっては、2年目の小菅村。1年生の時に行ったことのある場所は子どもたちにとっても見通しがもてるもので、合宿に向かうにあたって各クラスで楽しみなことを共有したり、登山学習や荷物点検など合宿の準備をしたり、不安なことや心配を出し合ったりしながら、子どもたちは合宿に行く前から、合宿をみんなでつくってきました。

多摩源流で育ったイワナのつかみどり!!
小菅村に到着。旅館のご主人にあいさつをします。
登山はあいにくの小雨でしたが、みんなでがんばって登り切りました!
登山でがんばったあとのおやつは 格別です!!
みんなでイワナのつかみどり。とったイワナは夕食で・・・
塩焼きにして、食べました!
きれいに骨だけ! おいしく じょうずに食べて、この笑顔!!
「ほねまでたべたよー!!」 イワナの骨まできれいさっぱり! どやっ!!
バターナイフ作り。小菅村のヒノキの間伐材が使われています。
世界にたった一つ、自分だけのバターナイフができました!

「山のぼりが雨だったけど、みんなよくがんばりました」 「今日までみんなでがんばって、泣いてる人もいたけど、ここまでみんなでやってこられてよかったです」
 解散集会で語っていた子どもたちのことばから、充実した合宿だったことがよく伝わってきました。
 おうちの人と離れての2泊3日… 2年目で見通しはめてるけれども不安。そんな気持ちに共感しながら、お互いに支え合って、班で、みんなで取り組む姿、一つ一つの活動を思い切り楽しむ子どもたちの姿をたくさん見ることができました。