「語り」=人に伝えるには?(3年生国語)

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地域で活動されている「柿の木文庫」さんをお招きして、おはなしの「かたり」を聞きました。 「目で 耳で 聞いてくださいね」 との始まりの言葉にうなづいて、 「だんまりくらべ・・・」 と、優しい口調で、ものがたりが紡がれていくたびに、おはなしの世界にひきこまれていく子ども達でした。 「お話の世界にはいったみたいだった」 「どうやったらこんなにおはなしに伝えられるようになるんですか?」 「知ってるお話だったけど、今日聞いたら、(語ってくれた)お話がすきなんだな、ってすごく伝わってきた」 「動きや表情でつたえていてすごかった」 と、子どもたち。 ひとつのお話を覚えるのに4カ月かかったことや、お話を好きになることがまずは語れるコツであること、登場人物はもちろん、作者の生い立ちや思いを想像して読み込んでいることなどを答えてくれました。 後日、教室で教師が絵本の読み聞かせをすると、 「柿の木文庫さんの語りは相手の顔をみて伝える、って感じだったけど、先生は字と絵を見て読むだけだったから気持ちの伝わり方がちがう」 と、”語り”と”読み聞かせ”の違いを感じている子どもたちの感性がステキだなと感じた時間でした。 3学期になると、下級生に”モチモチの木”を読み聞かせることに挑戦します。

2年算数「3けたのかず」導入 『ポップコーンのつかみどり大会!』

 和光の算数では、実物を使って、体験的に学ぶことを大事にしています。

 今回は、「3けたのかず」の導入場面で、ポップコーンのつかみどり大会を行いました。

 さて、片手でがばっとつかんで、とれたポップコーンの数は何個かな?という問題。

「先生から見て、パッと見てわかりやすく並べてね」と伝えると・・・

「10のまとまりにしたー!」 「こうすると、数えやすいよ」

 数えるのに苦戦していた班も、「10のまとまり」という意見を聞いて、さっそくまねしてやってみると・・・

「できたー!」「かぞえやすい!」

  「10でならべるよりも、10のかたまりにした方が見やすい」という意見も出てきて、10のまとまり(10のかたまり)をつくるよさを実感した子どもたち。

  さらに、「10のまとまりが10こで、100になるよ!」「100にしたほうが、もっとかぞえやすい!」ということで・・・

 「10が10こで100にしたよー!」 

 100のまとまりを作って、さらに数えやすく工夫した子どもたち。よく考えました!

 べんきょうのあとは、もちろんみんなでおいしくいただきます。教室で作るポップコーンは、音が楽しい! 味もおいしい! 

 これぞ、『おいしい算数』の醍醐味です。子どもも教師もわくわくしながら学んでいます。