5年生の米づくり

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 夏前に植えた稲が夏の間にぐんぐん成長し、稲刈りをしてきました。 稲刈りをして2~3週間の間、十分に乾燥させていよいよ脱穀です。 学校にある足踏み脱穀機を使って、稲から籾(実)をとっていきます。 この足踏み式脱穀機、一人で踏み続けるにはかなりの体力が必要。昔の人はどのくらいの時間踏み続けていたのでしょうか。 脱穀が終わり、「唐箕」という風を起こす道具を使って大きな屑や藁を飛ばしていきます。扇風機やうちわなどを使って、丁寧に丁寧に屑を取り除いていきました。 ↓唐箕にかけた後の米(もみ殻がついている) 次に、もみ殻をとるために、籾摺り機に入れていきます。 ↓籾摺り機から出てきたもみ殻(土の肥料や燃料になります) ↓籾摺り機から出てきたお米(玄米) そして、いよいよ精米へ。家庭でもよく見る真っ白な白米になりました!精米したてのお米から、ふわっといい匂いが。 重さを測ってみると、10.5kgありました。豊作です。 明日、自分たちの手で作ったお米を使い、おにぎりを作ったり、餅をついたりし、収穫を祝います。

第28回・沖縄学習旅行1日目(24年度・6年生)

 

          

 今日から、6年生の沖縄学習旅行が始まりました。

羽田空港で短めの出発集会をして、沖縄へ出発です。
            

沖縄につくと、天気は小雨。気温は26度で暑く感じますが、今日は涼しい方なのだそうです。東京との違いを感じます。
               

バスに乗って、宮森小学校へ行きました。到着して、昼食のお弁当です。

宮森小の6年生との交流の時間。宮森小の人たちが、私たちの受け入れの準備をしてくれていました。
挨拶が終わり、両校の出し物交流です。
宮森小からは、石川市に伝わるエイサーを見せてくれました。自分たちの踊ってきたエイサーとはまた違い、夢中になって見ていました。

鶴小からは、大森み神楽を披露しました。

その後は、班ごとでの交流です。最初は緊張した様子でしたが、だんだんとほぐれていきました。学校の話、趣味の話…終わる頃には笑顔で打ち解け、別れを惜しんでいました。

宮森小学校では、65年前に起きたジェット機墜落について、630会の久高さんから話を聞きました。
自分達と同じ6年生を含め18人が亡くなってしまったこと、また当時の様子などを写真も見せていただきながら、教えてもらいました。
敷地内にある、仲よし地蔵で黙祷を捧げました。
  













その後は、佐喜眞美術館に行きました。館長の佐喜眞さんから、沖縄戦の図の話をききました。
丸木位里さん、丸木俊さんの絵に、どんな意味や想いがこめられているのか話をききながら、絵をじっくりと見ました。

屋上にあがり、普天間基地を眺めます。話を聞いている途中も、上空を訓練中のヘリコプターがとびます。
声が聞こえない程の音に、皆が振り返るほどでした。









ホテルに戻って、夕食を食べたあとは、川満さんから沖縄戦と米軍基地についての話をききました。
沖縄戦という戦争の中で、沖縄が日本とアメリカからどのように利用されていたのか、また今の基地問題にどうつながっているのか、教えてもらいました。
川満さんから投げかけられた問いに、子ども達が悩みながらも、考え、言葉にしようとする、そんな姿が印象的でした。







 明日は証言者の足取りをたどり、南部戦跡を巡ります。