「語り」=人に伝えるには?(3年生国語)

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地域で活動されている「柿の木文庫」さんをお招きして、おはなしの「かたり」を聞きました。 「目で 耳で 聞いてくださいね」 との始まりの言葉にうなづいて、 「だんまりくらべ・・・」 と、優しい口調で、ものがたりが紡がれていくたびに、おはなしの世界にひきこまれていく子ども達でした。 「お話の世界にはいったみたいだった」 「どうやったらこんなにおはなしに伝えられるようになるんですか?」 「知ってるお話だったけど、今日聞いたら、(語ってくれた)お話がすきなんだな、ってすごく伝わってきた」 「動きや表情でつたえていてすごかった」 と、子どもたち。 ひとつのお話を覚えるのに4カ月かかったことや、お話を好きになることがまずは語れるコツであること、登場人物はもちろん、作者の生い立ちや思いを想像して読み込んでいることなどを答えてくれました。 後日、教室で教師が絵本の読み聞かせをすると、 「柿の木文庫さんの語りは相手の顔をみて伝える、って感じだったけど、先生は字と絵を見て読むだけだったから気持ちの伝わり方がちがう」 と、”語り”と”読み聞かせ”の違いを感じている子どもたちの感性がステキだなと感じた時間でした。 3学期になると、下級生に”モチモチの木”を読み聞かせることに挑戦します。

川の水はのめるのか? 4年生Kさん

 夏休みが明け、子どもたちの自由研究が次々に発表されていきます。

子どもたちの「知りたい!」「気になる!」がたくさん詰まった自由研究で、どれも本当に面白かったです。

その中で今日は、4年1組の発表の中から3つ、紹介したいと思います。

Tさんは、自宅でラムネを作ることに挑戦したそうです。レモンジュースを入れたり、重曹を入れたり、ベーキングソーダを入れたりと試行錯誤。完成したものを学校に持ってきれくれたので、みんなで食べてみることにしました。食べた子どもたちからは「甘い!」「和菓子っぽいね!」「なんかクセになる」との感想が!シュワシュワしていて、本当にラムネみたいでした!

Kさんは、化石掘りに出かけたようです。取った化石をみんなに見せているところ。みんなで見ましたが、正体は分からず。クイズ形式で正解をあてることになりました。選択肢は全部で3つ。
①魚の骨
②葉っぱ
③恐竜の何か
正解は一番下へ!
こちらのKさんは、「川の水はのめるのか?」という疑問をテーマに調べてきたようです。実際に鶴見川、麻生川などの水を、自作のろ過器で不純物を取り除き飲んでみたそうです。結果はというと、「苦くてまずかったです。みんなは絶対に飲まない方がいいと思います」と嬉しそうに報告してくれました。自分で実際に試したからこそ分かること、とても大切だなぁと思いました。何はともあれ、お腹を壊さず良かったです。

化石の発表の答えは、、、②の葉っぱでした!(正解を聞いたあとでも、本当に葉っぱかどうか、化石素人の担任には見分けがつきませんでしたが、、、笑)