教育実習の先生の研究授業
6月の頭から、今年も教育実習の先生が鶴小に来て、将来学校の先生になるために学んでいます。今回は2年生のクラスで実習を行っています。2週間と短い期間ではありますが、子ども達の声をよくきき、一緒に遊び、学校生活で大切なことや、授業づくりなどを、鶴小の教員とともに学んでいます。
この日は2年生の算数「3けたのひき算」の研究授業でした。
まずは授業前に導入です。子ども達の気もちを集中させる、心地よい話し方が、教室の安心した雰囲気を作っていました。子ども達からたくさんの筆算(縦計算)の考え方が出されます。似ている答えなどを分類して整理していきます。
わからない子や困っている子には机間巡視をして、個別に声をかけて、授業への参加を促したり、考えを引き出したりします。
この日は一の位でも、十の位でも繰り下がりが必要な計算のやり方を考えました。子ども達は集中して、友達の発言に耳を傾けます。途中から意見変えをする子も出てきて・・・
子ども達はこの日の計算の型を「W(ダブル)繰り下がり」型と命名しました。1時間の中で、子ども同士が意見をぶつけ合う、とても良い授業でした。