5年生の米づくり

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 夏前に植えた稲が夏の間にぐんぐん成長し、稲刈りをしてきました。 稲刈りをして2~3週間の間、十分に乾燥させていよいよ脱穀です。 学校にある足踏み脱穀機を使って、稲から籾(実)をとっていきます。 この足踏み式脱穀機、一人で踏み続けるにはかなりの体力が必要。昔の人はどのくらいの時間踏み続けていたのでしょうか。 脱穀が終わり、「唐箕」という風を起こす道具を使って大きな屑や藁を飛ばしていきます。扇風機やうちわなどを使って、丁寧に丁寧に屑を取り除いていきました。 ↓唐箕にかけた後の米(もみ殻がついている) 次に、もみ殻をとるために、籾摺り機に入れていきます。 ↓籾摺り機から出てきたもみ殻(土の肥料や燃料になります) ↓籾摺り機から出てきたお米(玄米) そして、いよいよ精米へ。家庭でもよく見る真っ白な白米になりました!精米したてのお米から、ふわっといい匂いが。 重さを測ってみると、10.5kgありました。豊作です。 明日、自分たちの手で作ったお米を使い、おにぎりを作ったり、餅をついたりし、収穫を祝います。

3年国語『モチモチの木』 2年生への読み聞かせの会に向けて・・・

3年生は12月から、国語で『モチモチの木』(斎藤隆介)を読み味わってきました。

中には、お話に出てくる「モチモチの木の実で作るおもち」を実際に作って、教室に持ち込んでみんなに発表した子も!(すごい!)

そして、いよいよ来週は、2年生への読み聞かせの会があります。

2年生の子どもたちは楽しみにしてくれていて、しかも今度は2年生が「1年生に読み聞かせをする時のお手本にもしたい」と言ってくれていることを伝えると、3年生の子どもたちは、今まで以上に班での練習に集中し、お互いにアドバイスし合う姿が出てきました。


「モチモチの木に出てくる、とちの実で作るおもちを作って持ってきたよ!」

3年生役と2年生役になって、読み聞かせをアドバイスしあう1班と2班
こちらは3班と4班
5班と6班

2年生役の子どもたちは、本当に2年生になったつもりで、聞いています。
聞いた後は、感想やアドバイスを伝えます。中には、相手の班の一人一人に伝える子も。

「声がちょっと聞こえなかった」 「ふらふらしてると気になる」
という感想が率直に出されていたり、

「つっかえないで言えてたのはいいけど、もっと声を大きくした方がいいよ」
「ちょっと早口だったから、もう少しゆっくり読んであげて」
「ちょっと棒読みだったから、お話みたいに言えるといい」
など具体的にアドバイスをしてあげている子もいました。

「声の大きさがいい!じょうずだった」と言ってもらった子は、にっこり。
アドバイスをもらった子たちは、素直にうなずいていて、2年生のお手本になりたい、また次 練習がんばろう、という気持ちが伝わってきました。

ペアの班をかえ、今日も練習する子どもたち!
来週の本番が、今からとっても楽しみです。