「♬もう~い~くつ ね~ると~」(5年生 工作技術科)

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12月も中旬ですね。”師走”といいますが、子ども達も毎日勉強に、遊びに、学級のまとめ活動に忙しく過ごしています。 5年生は2学期に自分たちで育てた米の収穫までを行い、先日無事に収穫祭も終えたところです。 その残った稲わら。 捨てません! 工作技術科ではこの稲わらからお正月に飾るしめ飾りを作りました。 水に湿らせた稲わらを、木槌でたたいて繊維を柔らかくします。 束にした藁によりをかけ、綯(な)っていきます。 「こんな小さなしめ縄も作れたよ!」 飾りも自分たちでつけて、世界でひとつだけのしめ飾りができました。 よいお年をお過ごしください。

鶴小の入学式が日本一おそい訳

全校で1年生をむかえる入学式


和光鶴川小学校の入学式は、おそらく日本で一番おそい入学式だと思います。それは、新年度が始まって全校で入学式の準備をするからです。

1年生にとって安心できる場所になるように、明日からの学校生活が楽しみになるように上級生みんなで準備をします。


2年生は、1年生へのメッセージカードを書いたり、教室の飾り付けを作ります。

3年生は、プレゼントの「わりばしでっぽう」を作りました。輪ゴムをしっかりまくのに苦労していましたが、クラス替えしたばかりの仲間とがんばっていました。来週、使い方を教えてあげて一緒に遊ぶ予定です。

4年生は、1年生の教室に飾る文字を1文字1文字作っていました。1組は「うてかんぱあんろー」アイヌの言葉で“ぽかぽか陽気”という意味、2組は「やってみよう!いってみよう!」です。1年生の担任の先生の思いがつまった言葉です。きれいにできました。


5年生は式場の準備です。椅子ならべ、山台運び、会場の大きな文字も作りました。「にゅうがくおめでとう!」「いっしょにあそぼうね!」手際よく分担しながら仕事を進めていました。

そして、6年生。前日は、1年生の教室で、手紙や配るものをていねいに準備していました。1年生のお家の人に手紙も書きました。



そして入学式の日。登校してきた1年生をあずかるのは6年生です。式が始まるまでお世話をします。自分の担当の1年生を教室まで案内して、机やロッカーを教えたり、トイレにもちゃんと連れて行きます。そして、式が始まるまで遊んであげます。退屈しないように、自分で絵本や折り紙を持ってきていました。

いよいよ入学式の入場。すっかり安心してニコニコ顔の1年生と少し緊張した6年生の表情が対照的でした。


こうして和光鶴川小学校の入学式は始まるのです。壇上に上がった1年生が主人公ですが、上級生も自分の進級をとても意識し、新しい年度のスタートを切ります。という訳で、日本一おそい入学式なのです。この始まりは、次の日から1年生と上級生の様々なつながりを生んでいきます。今年もいいスタートがみんなできれました。