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2年国語『スーホの白い馬』特別授業 本物の馬頭琴や、ゲルを体験! 

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2年生は、国語で『スーホの白い馬』を学習しています。 学習が進んでいくにつれ、子どもたちから 「モンゴルってほんとうにそうげんが広がっているの?」 「おふろの水とか、トイレってどうしているの?」 「ゲル(遊牧民のおうち)ってテントみたい。台風でこわれないの?」 「モンゴルには海がない。魚とかごはんとか、なに食べてるの?」 「馬頭琴(ばとうきん)ってほんとうにあるの?」 ・ ・ ほかにも、たくさんの疑問が出てきました。 そこで、実際にモンゴルで今年の4~6月に一人旅をしてきた本校の卒業生の方に 物語の舞台である「モンゴル」での生活や、遊牧民のくらしについて、 楽しいクイズや、本物の生活の道具なども見せてもらいながらお話を聞きました。 馬頭琴の音色の美しさに おどろく子どもたち。 「すごく音がきれいで、びっくりした~」 クイズも交えながら、モンゴルの生活や遊牧民のくらしを いろいろたっぷり教えてもらった子どもたち。 「絵本のスーホ、20頭でも多いと思ってたのに1000頭もかっている ひつじかいの人がいてびっくり!」 「モンゴルの冬はー30℃にびっくり!朝起きたらさいしょにやることが、 だれがストーブの火をつけるかジャンケンがおもしろかった!」 「ストーブの燃料がひつじのうんちなのがびっくり!」 「トイレがゲルから100mの外にあるのがびっくりした!」 「モンゴルのごはん おいしそう! たべてみたくなりました」 そのあと、ゲルを設営! なんと、すべて手作りです! 中に入ってみると・・・ 「思ってたより、いがいと大きくてびっくり!」 「もっとせまいと思ってた~」 「ゆうぼくみんがくらしているイメージがあたまにうかびました」 最後はクラスみんなで記念撮影! 「わたしもモンゴルに行ってみたくなりました」という子もいました。 映像や、イメージだけではわからない。やっぱり、本物の力は大きい! 特別授業をしていただいて、子どもたちも大満足! 貴重な経験、どうもありがとうございました!

3学期の始業式 「それしかないわけないでしょう」

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3学期の始業式は新型コロナウイルス感染予防のため放送で行われました。そこで私は次のような話をしました。 「あけましておめでとうございます。2022年、新しい年が始まりました。今日から3学期、一年の締めくくりの学期が始まります。冬休みはゆっくり過ごすことができましたか?楽しめましたか? さて今日は1冊の絵本を紹介します。絵本なので本当は絵を見せながら紹介したいのですが、放送なので絵は見せられません。ヨシタケ シンスケさんという人が書いている『それしかないわけないでしょう』(白泉社)という本です。有名な人の本なので読んだことがある人もいるかもしれませんね。全部は紹介できないので一部を紹介しますね。 ある女の子がお兄ちゃんに『ねえねえ、しってる?みらいはたいへんなんだぜ。みらいのせかいは、たいへんなことばっかりなんだってさ。ともだちがおとなからきいたんだってさ。ひとがふえすぎて たべものがなくなったり びょうきがはやったり せんそうがおきたり うちゅうじんがせめてきたり ちきゅうがこわれたり するんだって。』と言われます。これをきいた女の子は『ガーン』ショックを受けて おばあちゃんに『みらいがたいへんなの おにいちゃんがこんなふうにいってたの』と話します。おばあちゃんは『あー』といった後で、こう続けます。『だーいじょうぶよ!みらいがどうなるかなんて だれにもわかんないんだから!たいへんなことだけじゃなくて たのしいことやおもしろいことも たーくさんあるんだから!おとなはすぐに”みらいは きっとこうなる”とか”だからこうするしかない”とかいうの。でも たいていは あたらないのよ。あと おとなはよく”コレとコレ、どっちにする?”とかいうけれど どっちも ちがうなあーって おもったときはあたらしいものを じぶんで みつけちゃえばいいのよ!みらいは たーくさん あるんだから!』と話します。女の子は『そっか。ふたつとかみっつしかないわけないもんね』と納得し、おばあちゃんは『そうよ!それしかないわけないじゃない!』と応えます。 この絵本は続きもありますが、興味のある人は校長室にあるので読みに来てください。他にもヨシタケ シンスケさんの絵本は、たくさんあるので、図書室などでも読んでみてください。 地球温暖化で気候変動が起きたり、環境破壊が進んだり、新型コロナウイルス感染が広がったり、大...